アートの仕事
2014年11月3日
高松市仏生山町

パラダイス仏生山 2014

江戸時代より松平家の門前町として栄えた仏生山。地図をたよりにまちを巡りながら、土地にまつわる記憶や物語が立ち上がる仕掛けをめぐる「演劇まちあるき」の作品制作を行った。2014年は、次年度の本格的な作品制作に向けた実験として、これまでのフィールドワークをもとにした小作品を3日間で制作、発表した。

作品は、地域の人々へのインタビューと、今もなお語り継がれる水にまつわる伝承をもとに構成。コインランドリー、布生地店、たばこ屋、醸造酢工場、古民家カフェ、神社、温泉など自らの足でまちを巡る中で、参加者の中に立ち上がる重層的なまちの姿=物語を、演劇的作品として提示した。

中澤大輔は、劇団・ぺピン結構設計のメンバーの一員として、本作品の企画立案・リサーチから製作実施までを担当した。ペピンのウェブサイトはこちらから: pepin.jp